「コロナ増税」というワードが飛び交っており、炎上レベルで注目を集めています。
というのも、コロナが終息したら大増税を視野に入れているともとれる発言を1月18日の施政方針演説の最後にしていました。
さすがにこれを聞いた国民からは猛反発を受けており、Twitter上でも「ありえない」「上げるどころか下げるべきでしょ」といった意見が上がってきています。
もしこのコロナ増税が本格的に進んだとしたら、一体いつから増税されるのでしょうか。
また、その場合の税率はどれくらいになるのでしょうか。
今回のコロナ後の大増税が視野に入っているという政府の考えや理由、また増税背景について解説していきたいと思います。
題して、コロナ増税はいつから?税率は15%?増税の理由や背景についても!というタイトルで進めていきます。
コロナ増税はいつから?
デフレ下での国民に負担、って文脈がなんでコロナ増税になるわけ?財務大臣の経済成長と財政健全化っていつも言ってることじゃん。#Yahooニュース #コロナ増税https://t.co/tubwFOym1o
— Igmmpu (@igmmpu) February 12, 2021
1月18日の施政方針演説で、コロナ増税を視野に入れて発言した菅総理。
いつから増税するかについては、詳細は発表されておらず、まだまだ不透明な部分が多いです。
菅総理の発言として
「国民に負担をお願いする政策も必要になる。その必要性を国民に説明し、理解してもらわなければならない」
この「国民に負担をお願いする政策も必要になる」の発言。
これって完全に増税して国民からお金を回収します、と言っているようなものですよね。
お金を回収するには、消費税を上げるのが一番手っ取り早いですから。
目の前の目標としては、まずコロナ終息に向けての活動が大前提です。
この中で増税は考えられないので、コロナ増税についてはまだまだ先になるのではないでしょうか。
しかし、いち日本国民として、増税する可能性があるということをしっかり頭に入れて動いていく必要があると思います。
税率は何%になる?
もし仮にコロナ終息後、増税されるとしたら何%になるのでしょうか。
Twitter上の意見としては、「12%」や「15%」ではないかという意見が上がっています。
もともと、財務省は『将来、消費税率を20%くらいにすること』を念頭に置いており、少しずつそこを目指していっているところでしょう。
そして今回のコロナで大打撃を受けた日本経済を取り戻すため、「税率を5%上げて消費税を15%にすれば5~6年で回収できる」と専門家は見解を出しています。
ただし、今までに増税してきた過去を見ていくと、
【消費増税の歴史】
1988年:消費税法成立
1989年:税率_3%
1994年:税率_4%
1997年:税率_5%
2014年:税率_8%
2019年:税率_10%
こんな感じで、1~3%と少しずつ上がっていっていることが分かります。
ですので、今回増税したとしても12%~13%程度になると予想されます。
ただし、政府としてはあくまで20%を目指しているので、その後15%に上がってもおかしくないでしょう。
コロナ増税の理由・背景
今回のコロナ増税発言に関して、なぜそうともとれる発言をしたのでしょうか。
まず一番の理由としては、コロナで大打撃を受けた日本経済を回復させていくため、が大きな理由ですね。
「今後は右肩上がりの高度経済成長時代と違って、少子高齢化と人口減少が進み、経済はデフレとなる。お前はそういう大変な時代に政治家になった。その中で国民に負担をお願いする政策も必要になる。その必要性を国民に説明し、理解してもらわなければならない」
「政治の師」と仰ぐ梶山静六氏から初当選時に言われたという言葉を引いて、演説をこう締めくくった。
「これらの言葉を胸に、『国民のために働く内閣』として、全力を尽くしてまいります」
このように発言した菅総理。
少子化による人口減少はもちろんありますが、今回のコロナでの影響は誰も予想していなかった出来事でしょう。
早急な対応策をとる必要性が出てきたということですね。
また、今後消費税を増税していくにあたって、ある意味政府としては良いタイミングになったと判断しているのかもしれません。
国民の反応は?
コロナ増税にあたって、さすがの日本国民は猛反発していますね。
このご時世ですから、今こんな話をされたところで誰も納得はできないと思います。
一部ご紹介していきます。
・増税の前に議員削減とか出来ることがあるでしょ、議員さんも自助をお願いしたいです。
・消費税増税反対だわー!ホームレス増えて仕事なくなってるって騒いでるのに、、
・いまこそ減税して消費上げて生産者と飲食店を助けるべきじゃないん??
・コロナ増税って何やねん!65歳以上の政治家が全員やめることが、1番の節税ですけども!!!!!
・コロナ増税をなんとしても阻止しましょう!
・いつものやり方じゃん。この後どうせ12%になって、15%じゃなかったから良いかって騙される。
まとめ
今回は、コロナ増税ともとれる発言をした日本政府の見解について見ていきました。
増税されるのは、さすがにまだ先の話だと思います。
ただ、日本政府としてコロナで受けた日本経済への影響をどうにか回復させる必要があります。
また、今後消費税は20%を目標にあげていくことがもともとの考えとしてあるので、増税は間違いなく発生するでしょう。
税率は過去の歴史から見ても、すぐに15%ではなく、12~13%と徐々に上がり、次第に15%になっていくのではないでしょうか。
どちらにしても、国民としては納得する人はいないでしょうね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。