WTO・世界貿易機関のトップにナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相が選出され、話題となっていますね。
何でも、女性がトップに選ばれるのは”初”とのこと。
普段ではあまりWTO(世界貿易機関)など馴染みがないですが、初の女性という点に関してはちょっと興味が沸いてきますね。
そして今回就任されたヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏ですが、いったいどんな人なのでしょうか。
・初の女性トップらしいけど、誰なの?
・一体どんな人なんだろう
・選出された理由って何かあるのかな?
などなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、WTO(世界貿易機関)の初の女性トップとして就任されたヌゴジ・オコンジョイウェアラさんについて、見ていきたいと思います。
題して、ヌゴジ・オコンジョイウェアラの経歴は?学歴や選出理由についても!というタイトルで進めていきます。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ヌゴジ・オコンジョイウェアラのプロフィール

■名前:ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ
■日本呼称:オコンジョイウェアラ
■生年月日:1954年6月13日
■出身地:ナイジェリア、西部州オグワシ=ウク
■所属政党:人民民主党
ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏ですが、ご結婚されており、子供が4人いるそうです。
今回のWTO(世界貿易機構)就任にあたり、「女性」、「アフリカ出身」というのは初という事で、どんな活躍をされるのか期待したいですね。
経歴について
ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏はアフリカ・ナイジェリア出身の方です。
その経歴は素人からすると、考えられないような経歴をたどってきております。
2003年:ナイジェリア連邦共和国財務大臣就任
2006年:ナイジェリア連邦共和国外務大臣就任
2007年:世界銀行の総裁候補に挙がり、副総裁に就任
2011年:ナイジェリア連邦共和国財務大臣再任
2021年:女性初のWTO(世界貿易機構)のトップに就任
まさに世界の人という感じですね。
世界銀行の総裁候補として挙がるというのは、驚きです。
学歴について
また、ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏の学歴もすごいものがあります。
出身校として
■イバダン大学インターナショナル・スクール
■ハーバード大学
■マサチューセッツ工科大学
が挙げられます。
どの大学も世界に名を連ねた大学ですね。
WTO・世界貿易機構トップに選出された理由は?
女性初、そしてアフリカ出身初としてWTO・世界貿易機構のトップに就任することが決まったヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏。
大まかな選出理由としては、2020年5月14日に前トップのロベルト・アゼベド氏が1年の任期を残して退任することを表明し、8月末に退任され、トップの席がずっと空いていたんですね。
これを埋める必要があったため、早急に次期総長選挙が行われ選出されたという流れになります。
最終候補として、今回就任されたヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏と共に韓国の兪明希が挙がっていました。
最終的には、投票した164カ国の中で日本を含め104カ国の支持を獲得し、ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏が就任することになりました。
日本人(国内)の反応は?
ヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏が就任することに対して、日本人はどのような反応をみせているのでしょうか。
・極端にアフリカ贔屓の運営をされると少し困るが、アフリカの発展も視野に置いた運営は賛成。
・米中摩擦の最中の就任。さてどう立ち回るかね。日本としては韓国人候補よりはマシな結果だとは思うが。
・とかく国際機関のトップの地位は第三世界ではプラチナの価値がある。ひょっとすると、もう一人の方が良かったかも知れないね。
・彼女は世界銀行の副総裁も50代そこそこで経験しており、期待できる。
・日本にとっては韓国と中国の息のかかったナイジェリアとで、どちらも好ましくはなかったが、韓国という最悪な結果にならなかったのはせめてもの救いだった。
・組織のトップに女性が選ばれる事が増えて良い傾向です。これが世界的な流れ。